パニック症状の個人差

一言でパニック障害と言っても、皆が皆同じ症状に襲われるわけではありません ある一定の条件の下で発症する人もいれば、日常的に自分の思いもよらない時に頻繫に症状が現れる人もいます

パニック障害は不安障害の一種ですが、不安を感じる対象を前にした時に…例えば電車に乗れない、エレベーターが怖いなどといった場合に現れるパニック症状にのみ苦しむ人もいれば、 日々の生活自体が普通に送れないほどの病状に襲われる人もいます どんな人にどんな症状が現れるのか、何か決まりがあるのかどうかなど全然わかりませんが、私は後者でした

私の場合は、よくわからない病状が常に自分にあり、それが少し落ち着いた頃にパニック症状が本格化したパターンです 回復までにかかる時間も人それぞれだと思いますが、おそらく、パニック症状が現れる時以外は体調にさほど変化のない方の方が、私のようなタイプよりは早く病状が快方に向かうのでは…とは思っています

ただ、どちらにせよパニック症状は多くの人たちを精神的に不安定にさせ、日常生活に支障をきたしたり、社会生活を難しくさせたりします それによって、パニック発作が現れていない時にも体調が悪くなる方はたくさんいると思います パニック障害は発作が起こらなければ大丈夫というわけではなく、日々精神的に不安や恐怖に悩まされながら、身体的にも自律神経の引き起こす様々な症状に苦しめられていることを たくさんの人に知ってもらいたいと思います