まず何をする?
私の場合は、先に変な自律神経の病状が出てしまったので、とにかくほぼ寝たきりのような状態が何か月も続いて本当に絶望的でした 実際「パニック障害」という病気と闘おうと思い始めるのには随分かかりましたが、ほとんどの方は、症状が出始めた時に日常生活は普通に送ることができる状態の方の方が多いのでは..と思います
とはいえ、何かができないという症状は本当に人様々です 買い物に行けない…車に乗れない…人前に出れない…それ以前に、家から外に出ることができないという方もいます ですから、まず立ち向かうべき方向は本当に一人ずつそれぞれ違うのですが、とにかく 「できることを一つずつやる」 しかありません どのできないことを克服しようとするのかは、自分が最もできそうだと思ったこと…としか助言はできませんが、まずは少しずつでいいので 自分から逃げずにできないをことをやってみる ことから始めるといいと思います
病気との向き合い方
正直、最初は自分の意思とは関係なく、どうしようもできない感情に襲われることと思います こればっかりはいくら自分が強い意志で臨んだとしても、勝手に頭の中がそうなってしまうので、経験上どうしようもありません
そうなのです すぐにどうなるという話ではないのです
すぐ物事が解決するというわけではないのですが、そうやって少しずつでも前に進んでいかなければ何も変わることがないというのも事実です なぜこんなことになってしまったのかとずっと嘆いて何もしなければ、ただ苦しいだけの毎日ですが、苦しいながらも自分から挑戦し続けていくことは、一日一日を過ごしていく上で微量ながら気持ちがラクになっているはずです 結果が伴わないことにイラついたとしても、それまでやってきたことはプラスになることはあってもマイナスにはならないからです それくらいの気持ちを持って臨んでいって欲しいと思います^ ^
かくいう私も、大きな変化が見られない中で、これから長い闘いになるんだろうなあ..と思いながら、毎日立ち向かっていた覚えがあります 忘れないで欲しいのは時間はかかっても必ず治るということ 必ず良くなるので、それを信じて向き合ってほしいと思います😊
いろいろ試してみる
私の場合、発病当初は診察室やいろんなところでただ一人で待つことがもうできませんでした 決して長時間というわけではなく、3分、5分といった短い時間でさえもう無理でした それが少しずつ待てるようになり、それは処方された薬を飲んでいたからなのか...その辺の詳しいことはわかりませんが...言い換えれば短時間では変な感情に襲われなくなったということだと思います 私たちがそこにいられないというのは、頭が勝手にそういう感情に支配されてしまうからで、理由などないのです 理解しにくいとは思いますが、そこにいられない理由など何もないのに、とにかく居ても立ってもいられなくなるというのが正しい表現です その自分でもどうしようもなくなるという状態に、初めは数分でなっていたのが、短時間ではならなくなったということだと思います
ですから、前回まず「できることを一つずつやる」とお話しましたが、次に挑むのは場所をいろいろ変えてみること そして、いかに長くそこに留まれるか挑戦してみることでした
短い時間待てるようになっても、よかったと思うどころか、自分では想像もしていなかった方面からもっとできないことが増えていきました こうなっては何をするにも恐怖心は拭えず、毎日がただ過ぎていくだけで、このままできないままでは本当にどこへも行けなくなってしまう…どうしてこんなことになってしまったんだろう、という絶望感でいっぱいでした でも”このまま元の生活には二度と戻れなかったらどうしよう”という気持ちの方が強く、何とかしてできないことを克服しなければ…! と、いろんなことに挑むようになりました
とにかく、 少しずつでも.. 一つのことからでも.. できる限り多く挑戦するでも... 進み具合はどうであれ、 今自分ができないことを勇気を出して自分からやってみる… 何度でも挑戦してみることが 次への一歩だと思います